ツァラトゥストラはかく語りき
Also sprach Zarathustra

リヒャルト・シュトラウス(Richard Georg Strauss/1864-1949)

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『ツァラトゥストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)』は、ドイツの後期ロマン派を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウスによる1896年作曲の交響詩。

この曲は、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの同名の著作「ツァラトゥストラはかく語りき」にインスピレーションを受けて作曲されたという。

タイトルは、「ツァラトゥストラはこう語った」、「ツァラトゥストラはかく語れり」、「ツァラトゥストラはこう言った」等とも訳されることがある。

シュトラウスの死後、映画「2001年宇宙の旅」オープニングテーマ曲として使われ注目を集めた。なお、同作サントラではハチャトゥリアン『ガイーヌのアダージョ』も印象的に用いられている。

【YouTube】Strauss: Also sprach Zarathustra

ハチャトゥリアン『ガイーヌのアダージョ』

ドイツの作曲家リヒャルト・シュトラウスとは?

リヒャルト・シュトラウスは、交響詩とオペラの作曲で知られ、また指揮者としても名高い。幼い頃から父親によって徹底した音楽教育を受け、非常に早い時期から作曲を始めていた。

当初の作風は、シューマンやメンデルスゾーン風といった、かなり保守的なものであったが、優れたヴァイオリン奏者アレクサンダー・リッターと出会ってから、次々と革新的音楽を生み出していった。

なお、名前に「シュトラウス」がつくが、「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス一家との血縁関係はない。