クープランの墓
Le Tombeau de Couperin
モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel/1875-1937)

ラヴェルによる18世紀フランス古典的音楽の集大成

クープラン
フランソワ・クープラン(出典:Wikipedia)

『クープランの墓』は、モーリス・ラヴェル(ラベル)が1914年から1917年にかけて作曲したピアノ組曲であり、ラヴェル最後のピアノ独奏曲。

全部で6曲からなり、プレリュード(前奏曲)、フーガ、フォルラーヌ、リゴドン、メヌエット、トッカータの順からなる。管弦楽版は4曲。

チェンバロの大家クープランを偲んで

ラヴェルはフランスへの愛国心が非常に強く、特にチェンバロの大家フランソワ・クープランを尊敬していた。

そこで、フランソワ・クープランのみならず、18世紀の音楽全般に対する音楽としての捧げ物、いわゆるオマージュを書こうと思い立ち、1914年にこの曲の構想を練り始めたという。

「クープランの墓」は誤訳か?

ちなみに、「クープランの墓」という訳題は誤訳で、本来なら「クープランを偲んで」、「クープランを称えて」等と訳されるべきものだそうだ。

ただ、作曲当時は第一次世界大戦の最中。この曲が、戦争で亡くなったラヴェルの友人やフランス国民への追悼・レクイエムとしての意味を持つならば、「クープランの墓」もあながち誤訳とは言い切れないのかもしれない。

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【試聴】 トッカータ 『クープランの墓』より

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