インドの歌 コルサコフ

コルサコフの故郷ノブゴロドの伝説に基づくオペラのアリア

『インドの歌』は、ロシアの作曲家リムスキー=コルサコフにより1898年に初演されたオペラ「サトコ(サドコ)」第4場のアリア。フルートでの演奏機会も多い。

サトコ(サドコ)とは、コルサコフの故郷ノブゴロド(ノヴゴロド)に伝わる海洋伝説の主人公(男性)。

賭けに勝って豪商となったサトコが、海外へ貿易の旅へ出るため、港に来ていた各国の商人から海外の様子を聞く場面で、インド人の商人が『インドの歌』を歌う。

ちなみにコルサコフは、サトコをモチーフとした交響詩を約30年前に書き上げている。オペラでは、交響詩の旋律動機を借用しつつ、ロシアの古い語り物音楽(ブイリーナ)の要素を積極的に取り入れて民俗色の濃い作品に仕上げている。

写真:インドの世界遺産タージ・マハル(出典:Wikipedia)

【試聴】フルート2重奏 インドの歌

【試聴】合唱版 インドの歌

クライスラーによるヴァイオリン編曲も

オーストリア出身のヴァイオリニスト、フリッツ・クライスラー(Fritz Kreisler/1875-1962)は、コルサコフ『インドの歌』をヴァイオリンとピアノ向けに編曲している。

【試聴】クライスラー自演 インドの歌

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