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| キャスリーン・バトル・アット・カーネギー・ホール |
『オンブラ・マイ・フ』は、ヘンデル作曲のオペラ『セルセ』第1幕の中のアリア。ペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われる。
曲の速度記号から、『ラルゴ(Largo)』または『ヘンデルのラルゴ』と題されることも。
オペラの方は今日ではほとんど上演されないが、この『オンブラ・マイ・フ』が独立した美しい小品として愛され、しばしば演奏される。
タイトルの「オンブラ(Ombra)」とは、イタリア語で「影」の意味。「ルーチェ&オンブラ(Luce e Ombra)」なら「光と影」の意味になる。
「マイ・フ」の「マイ」は英語で「never」。「フ」は三人称単数の過去形。合わせて「今までになかった」の意味になる。
アメリカ出身のソプラノ歌手キャスリーン・バトルによる音源が、実相寺昭雄監督による映像とともに、1986年夏からニッカ・ウィスキーのCMに使用され、日本で大きな反響を巻き起こした。
Ombra mai fu
di vegetabile,
cara ed amabile,
soave più
こんな木陰は今までになかった
どれよりも愛しく、愛らしく
そして優しい