アルカデルトのアヴェ・マリア
Ave Maria (Arcadelt)

16世紀のシャンソンを原曲とする19世紀フランスの賛美歌

『アルカデルトのアヴェ・マリア Ave Maria(Arcadelt)』は、16世紀の作曲家アルカデルトのシャンソンを元に19世紀フランスで改編された賛美歌。

原曲であるアルカデルトのシャンソン『Nous voyons que les hommes font tout vertu d'aimer』については、「男たちは愛を徳をなすと見ゆ」、「女の恋は不自由なもの」などの日本語タイトルがあるようだ。

アルカデルト(Jacques Arcadelt/1504(or 1505)-1568)の出生については明らかではないが、100曲を超えるシャンソン(フランス歌曲)を作曲しており、フランス系の人物である説が有力なようだ。

他にも200曲を超えるマドリガーレ(madrigale)を残しており、アルカデルトが出版した「マドリガーレ 第1集」はイタリアやフランスで当時人気を博したという。

ちなみに、19世紀のピアニスト・作曲家であるフランツ・リスト(Franz Liszt)は、この讃美歌『アルカデルトのアヴェ・マリア』をピアノ独奏曲として編曲している(S.183-2)。

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【試聴】アルカデルトのアヴェ・マリア

【試聴】フランツ・リスト編曲版 Ave Maria D'Arcadelt