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| Manon (1982) ロイヤルバレエ |
『マノン Manon』は、フランスの作曲家ジュール・マスネによる全3幕のバレエ作品。英国ロイヤル・バレエ団により1974年に初演された。
マスネはオペラ作品で最もよく知られ、1894年のオペラ『タイス(Thaïs)』の間奏メロディーは『タイスの瞑想曲』として有名。
振り付けは、「ロミオとジュリエット」(1965年)で成功を収めたケネス・マクミラン。難度の高いリフトや重力や惰力に身を委ねる動作を多用するなど独創的な振付で、演劇性も高い。「寝室のパ・ド・ドゥ」、「沼地のパ・ド・ドゥ」は特に有名。
原作は、フランスの貴族アベ・プレヴォーによる1731年の小説『マノン・レスコー(Manon Lescaut)』。
正しくは『騎士デ・グリューとマノン・レスコーの物語』といい、7巻からなる自伝的小説集『ある貴族の回想と冒険』の第7巻に当たる。
ファム・ファタール(男たちを破滅させる女)を描いた文学作品としては最初のものといわれ、繊細な心理描写からロマン主義文学の走りともされる。
この作品に基づくオペラ(歌劇)としては、マスネによる『マノン』の他、プッチーニの『マノン・レスコー』も有名。
なお、マスネによる歌劇『マノン』の音楽は、バレエ『マノン』では一切用いられていない。バレエでの音楽は、元ダンサーのレイトン・ルーカス(Leighton Lucas/1903-1982)により、マスネの他の楽曲が編曲・アレンジされたものが用いられている。
【関連ページ】 マスネ『タイスの瞑想曲』
【関連ページ】 有名なバレエ音楽・バレエ作品![]()
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| Manon The Australian Ballet |
パリ郊外の宿屋に一台の馬車が停まった。中から降りて来たのは、ひときわ美しい少女マノン。家庭の事情で修道院に入るため、途中で立ち寄った宿屋だった。
宿屋にいた若き学生デ・グリュー(グリュウ)は、この美少女マノンにたちまち一目惚れしてしまい、二人で駆け落ちしようと彼女を説得する。マノンも優しいデ・グリューに心を開く。
マノンに惹かれたのはデ・グリューだけではなかった。好色な老富豪ムッシューG.Mはマノンの兄レスコーに彼女の身請け話を持ちかけ、大金と引き換えに兄レスコーの同意を取り付けた。
しかし、ムッシューG.Mと兄レスコーが話している間に、マノンはムッシューG.Mの財布を抜き取り、デ・グリューと駆け落ちする。しばらく二人は同棲を続けるが、デ・グリューの留守中にムッシューG.Mが現れ、大金でマノンを説得し、愛人として連れ去ってしまう。
ムッシューG.Mのパーティー会場で、マノンとデ・グリューは再会する。マノンを説得するデ・グリューに、「カードでイカサマしてムッシューG.Mの金を巻き上げられれば一緒に行く」と答えるマノン。だがイカサマは見破られてしまう。
逃げるマノンとデ・グリュー。しかし荷造りの途中でマノンが警官に捕まってしまう。アメリカに流刑になるマノン。デ・グリューはマノンを追ってアメリカに飛んだ。
ニューオルレアンの刑務所に送られたマノン。美しい彼女はすぐに看守の目にとまった。看守がマノンを口説いている所へ踏み込んでくるデ・グリュー。彼は看守を刺してしまい、マノンを連れて逃亡する。
ルイジアナの沼地に逃げ込む二人。疲れ果てたマノンは倒れ、デ・グリューの腕の中で静かに息絶えるのだった。
【関連ページ】 有名なバレエ音楽・バレエ作品![]()
【関連ページ】 女子フィギュアスケートで使われた曲へ
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