クリスマスツリーの由来・ルーツは?

キリスト教とモミの木の深い関係・歴史

クリスマスツリーの由来・ルーツについて簡単にまとめるページ。と言っても、いくつか異なるポイントがあるので、ここでは次の二つの視点に分けて説明したい。

1.クリスマスツリーにモミの木が使われる由来・ルーツ

2.モミの木がクリスマスツリーとして飾られるようになった由来・ルーツ

なお、クリスマスツリーの飾り付けの意味やシンボル・象徴については、こちらのページ「」を適宜参照されたい。

 

クリスマスツリーにモミの木が使われる由来・ルーツ

クリスマスツリーにモミの木が使われる由来としては、8世紀のドイツを舞台とする伝説「オーディンの樫の木」、または「トールのオーク(ドナーのオーク)」が有名。

当時のヨーロッパは、ゲルマン人がまだ北欧神話に基づく信仰を根強く持っていた頃。布教に訪れたキリスト教の宣教師が、樫の木を切り倒して、代わりにモミの木をキリスト教的な「奇跡の木」として広めていったという。

常緑樹であるモミの木は永遠の命を表し、横から見ると三角形にみえることから、キリスト教の重要な概念である「三位一体」の象徴としても用いられた。

ちなみに日本では、北海道などを中心に、モミの代わりに同じくマツ科モミ属のトドマツやマツ科トウヒ属のエゾマツなどもクリスマスツリーに使われることがある。

モミの木がクリスマスツリーとして飾られるようになった由来・ルーツ

モミの木がクリスマスツリーとして飾られるようになった由来については諸説あるが、wikipediaの解説によれば、1419年にドイツのフライブルクで、パン職人の信心会が聖霊救貧院にツリーを飾ったのがルーツだという。

他の説では、宗教改革で有名なドイツ(神聖ローマ帝国)のマルティン・ルター(Martin Luther/1483-1546)が子供部屋に飾ったツリーが最初とする説明もよく見かける。

ルターは星空に見立ててロウソクを飾りつけたとされ、現在でもクリスマスツリーにロウソクの飾りが見られるのはこの名残だという。

その後数百年の間、クリスマスツリーを飾る風習はドイツのみで広まり、18世紀にドイツ移民がアメリカへ持ち込んだ。イギリスへは19世紀半ばにヴィクトリア女王を通じて伝わっている(夫がドイツ出身)。

ちなみに、日本では、1860年にプロイセン王国の使節オイレンブルクが公館に飾ったクリスマスツリーが初だそうだ。

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