As Time Goes By 歌詞の意味・和訳

1942年のアメリカ映画「カサブランカ」劇中曲として有名

『As Time Goes By』(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)は、1931年公開のブロードウェイ・ミュージカル「Everybody's Welcome」の楽曲。

1942年のアメリカ映画「カサブランカ」主題歌・劇中曲として用いられ、世界的に有名になった。

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映画「カサブランカ(Casablanca)」では、フランス領モロッコのカサブランカを舞台に、かつて深く愛し合った末に別れた男女の思いがけない再会と愛の再燃が描かれる。第16回アカデミー賞にて作品賞・監督賞・脚色賞の3部門を受賞した。

ちなみに、「カサブランカ」の「カサ(Casa)」はスペイン語で「家」、「ブランカ(blanca)」は「白い」の意味で、全体で「白い家」を意味する。

【YouTube】As Time Goes By - Dooley Wilson

歌詞の意味・和訳(意訳)

『As Time Goes By』

作詞・作曲:ハーマン・ハプフェルド(Herman Hupfeld/1894-1951)

You must remember this
A kiss is still a kiss
A sigh is just a sigh

覚えておかなければならない
キスは やっぱりキスだし
ため息は ため息にすぎない

The fundamental things apply
As time goes by

本質的なことは変わらない
どんなに時が流れようとも

And when two lovers woo
They still say "I love you"
On that you can rely

恋人同士は求め合い
いつだってささやく
「愛している」と
その言葉を頼りにできる

No matter what the future brings
As time goes by

未来が何をもたらそうとも
時の流れの中で

Moonlight and love songs
Never out of date
Hearts full of passion
Jealousy and hate

月の光 恋の歌
決して色褪せない
情熱に満ちた心
嫉妬そして憎しみ

Woman needs man
And man must have his mate
That no one can deny

女は男を必要とし
男は伴侶を持たねばならない
それを誰も否定できない

It's still the same old story
A fight for love and glory
A case of do or die

古くから変らない物語
愛と名誉の戦い
やるか やられるか

The world will always welcome lovers
As time goes by

世界はいつでも
恋人たちを歓迎するだろう
どんなに時が流れようとも

<以下、繰り返しのため省略>

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