希望という名の花を 歌詞と解説 合唱曲

風に吹かれながら 未来さがしながら 小さな花を咲かそう

『希望という名の花を』は、作詞・作曲:山崎 朋子、2007年に音楽之友社から出版された合唱曲。中学校・中学生向けの混声三部合唱版、小学校・小学生向けの同声二部合唱版などの楽譜がある。

「時を超えて君に会いに行く♪」の歌い出しから始まるAメロは美しく、モーツァルト交響曲第41番第4楽章に登場するジュピター音型を彷彿とさせる(教育芸術社のプロフィール集では、作曲者:山崎 朋子の「好きな作曲家・音楽家」欄には一番最初にモーツァルトの名前が明示されている)。

歌詞では、「思い出を胸に」、「明日へ向かい」、「未来」、「新しい光」など、旅立ちを予感させるようなキーワードも散見され、音楽の授業や合唱コンクールなどで歌われるほか、卒業シーズンに卒業式などの校内行事で歌われる機会も少なくないようだ。

ちなみに、山崎 朋子氏による他の合唱曲としては、『明日の空へ』、『大切なもの』、『手のひらをかざして』、『君に伝えたい』などがある。

【YouTube】希望という名の花を

歌詞

時をこえて 君に会いにいく
心の思いを言葉にして

きらめく日々 思い出を胸に
明日に向かい 僕は歩いてゆく

追いかけてる夢が 終わることを恐れ
前を見れずにいた あの日 あの時

風に吹かれながら 未来さがしながら
小さな花を咲かそう
希望という名の花を

2.
月の明かり しらじらと空は
静かに町を包み 夜明けが来る

太陽は上って 眩しい木の枝に
新しい光が そっと生まれる

風に吹かれながら 見上げる空の色
流れる雲にのせて 歌うよ心の歌を

風に吹かれながら 未来さがしながら
小さな花を咲かそう
希望という名の花を

関連ページ

大切なもの
『希望という名の花を』を作曲した山崎朋子氏による卒業ソング
学校・コンクールで歌う有名な合唱曲
『大地讃頌』、『手紙』、『YELL エール』、『心の瞳』など、小学校や中学校、高校の音楽の授業や校内合唱コンクール、NHK合唱コンクールなどで歌われる有名な合唱曲