ニック・ウッド『パッション』Passion
歌詞に意味はない?キリン・サッカー日本代表CMソング
『Passion』(パッション)は、イギリスの音楽プロデューサー、ニック・ウッド(Nick Wood/1964-)が2000年に発表した楽曲。
キリンのシドニー・オリンピックキャンペーンソングとして制作され、以後はキリン・サッカー日本代表のCMソングやサッカー応援キャンペーンソングとして使われている。
ジャケット写真:ニック・ウッド アルバム「パッション」
歌詞はニック・ウッド自身による造語で、実在の言語ではない。つまり、歌詞に意味はないということ。造語の歌詞を用いた楽曲は当時よく見られ、カール・ジェンキンス「アディエマス (ADIEMUS) 」などの影響を受けていると思われる。
ボーカルは、ブラジルの山間部のミナス・ジェライス州出身の女性歌手シルビオ・アナスタシオ(Sílvio Anastácio)。
【YouTube】Nick Wood - Passion
【YouTube】キリンカップ KIRIN CUP CM 日本代表
歌詞(造語)とカタカナ表記
歌詞が意味のない造語であることは上述のとおりだが、ジョイサウンド(JOYSOUND)の公式Webページでは、サビの歌詞について次のような発音表記が掲載されていた。ここで引用してご紹介してみたい。
Lamba La Walla Eh
Malla Mia Eh O
Lambala Meio
これを元に、カタカナ的な発音として変換すると、次のようになる。
ランバ ラ ワラ エー
マーラ ミーア エーオ
ランバーラ メーオ
ネットでは、歌詞の耳コピで次のようなバリエーションが見られた。
大きく分けて、「ヤンバラ系」と「バンバラ系」に分類してみたい
歌詞の耳コピ「ヤンバラ系」
ネットで確認できた空耳歌詞の中で、冒頭が「ヤン」から始まる「ヤンバラ系」歌詞は次のとおり。
ヤンバラワラ エッ
マンマミーヤ
エーェオー
ヤンバラ エェェオーヤンマラ マラ
エマラ イヤ エーオー
ヤンマラ エーオーやんばらやばー えー
そっそりーや、えーお
やんばーら、えーよーやんまらまらっえ
まらーいや えーおー
やんまらっいえおっやんわらわらえ
まらみーやえーよー
やんまらえーよー
歌詞の耳コピ「バンバラ系」
ネットで確認できた空耳歌詞の中で、冒頭が「バン」から始まる「バンバラ系」歌詞は次のとおり。
バンバラバラ エッ
バッラービーヤ~ ウェ~ヨ~
バンバラウェ~ヨばんばらばらっべ
ばばっぴーあーえーえよ
がんばぁれぇーよーバンバラバラ エン
ランワリーオ エーオ
バンバラエーオヴァンバラバラッヴェ
バンバミーア エーオ
ヴァンバラ エーオ
歌詞の耳コピ その他
ネットで確認できた空耳歌詞の中で、その他の空耳歌詞は次のとおり。
ガンバラヤェンヤェ
ガンバヤェーオ エーオ
ガンバンラヤェーワン ワラワラ
イェ ラ~ラウィアー エーオ
ワン ワラ ウェーオランララ ララッ レッ
ラッレ レ~ラ~ レ~ェラ
ランラレラレ~ラなんまら笑え~
まんまらまら~♪
同じ歌詞でも感性の違いでここまで違いが出るのは大変興味深い。『Passion』(パッション)は貴重な空耳ソングの一つだ。
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