『My Sharona』（マイ・シャローナ）は、ロサンゼルス出身のロック・バンド、ザ・ナック（The Knack）が1979年に発表したデビューシングル。

日本では、テレビ番組「アメトーーク!」やNHK「真剣10代しゃべり場」オープニング曲として使われた。

「シャローナ（Sharona）」とは、実在する女性シャローナ・アルパリン（Sharona Alperin）がモデル（下ジャケット写真の女性）。

写真は、シャローナ・アルパリン本人が写ったレコード・ジャケット（出典：aucfree.com）

リード・ボーカルのダグ・フィーガー（Doug Fieger/1952-2010）は25歳の時、当時17歳のシャローナに出会い、一目ぼれした。

彼女のことを考えるうちに、この曲を決定付ける特徴的なリフ（ギターのリフレイン）が浮かび、そこから曲やメロディを膨らませていったという。

ちなみに、シャローナとダグは出会って１年後に付き合い始めたが、ダグの派手な生活やアルコール依存症などが原因で、4年後に別れてしまった。シャローナはその後、ロサンゼルスで不動産仲介の仕事に就いたとのこと。

【YouTube】The Knack - My Sharona

歌詞の意味・和訳（意訳）

『My Sharona』

作詞・作曲：ダグ・フィーガー（Doug Fieger）、バートン・アヴェール（Berton Averre）

Ooh my little pretty one, pretty one
When you gonna give me some time, Sharona?

ああ　俺の小さな可愛いキミ
いつになったら会ってくれるんだい
シャローナ？

Ooh you make my motor run, my motor run
Gun it comin' off of the line, Sharona

ああ　キミが俺のモーターを動かすのさ
エンジンふかして　ハメを外そうぜ
シャローナ

Never gonna stop, give it up
Such a dirty mind
I always get it up
For the touch of the younger kind

My my my i yi woo
M M M My Sharona...

止まらない　止められない
みだらな気持ちが
いつも湧き上がる
若いキミにふれたくて

俺の　俺のシャローナ

Come a little closer huh, ah will ya huh
Close enough to look in my eyes, Sharona

もっとそばに来なよ
俺の目を覗き込めるくらいに
シャローナ

Keeping it a mystery gets to me
Running down the length of my thighs, Sharona

謎めいた感じが
俺をじらす
太ももをなでるように
シャローナ

Never gonna stop, give it up
Such a dirty mind
I always get it up
For the touch of the younger kind

My my my i yi woo
M M M My Sharona...

止まらない　止められない
みだらな気持ちが
いつも湧き上がる
若いキミにふれたくて

俺の　俺のシャローナ

When you gonna give to me, give to me
Is it just a matter of time, Sharona

いつ俺にくれるんだ
単に時間の問題なのかい
シャローナ？

Is it just destiny, destiny?
Or is it just a game in my mind, Sharona?

それはもう運命だろ？
それとも単なるゲームなのか
シャローナ？

Never gonna stop, give it up
Such a dirty mind
I always get it up
For the touch of the younger kind

My my my i yi woo
M M M My Sharona...

止まらない　止められない
みだらな気持ちが
いつも湧き上がる
若いキミにふれたくて

俺の　俺のシャローナ

収録アルバム

デビュー・アルバム「Get the Knack（ゲット・ザ・ナック）」はビルボード6週連続1位、シングル・カットされた『My Sharona』はビルボード5週連続1位を記録し、世界的にヒットした。

ジャケット写真：アルバム「Get the Knack（ゲット・ザ・ナック）」

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