オン・マイ・オウン On My Own

ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」劇中歌

『オン・マイ・オウン On My Own』は、ミュージカル・映画「レ・ミゼラブル」において、青年マリウス(マリユス/Marius)に叶わぬ想いを寄せる女性エポニーヌ(Eponine)が歌う劇中歌。

片思いで苦しい胸の内を切々と歌い上げるエポニーヌの嘆きにも似た歌声は人々の心をとらえ、『オン・マイ・オウン On My Own』は「レ・ミゼラブル」のサントラの中でも高い人気を誇る名曲として愛好されている。

エポニーヌの助けでコゼットと再会したマリウス

パリで身をひそめていたジャン・ヴァルジャン (Jean Valjean) とコゼット(Cosette)は、パリのリュクサンブール公園をたびたび訪れていた。ある日コゼットを偶然見かけたマリウス(マリユス)はコゼットに一目惚れ。コゼットもマリウスにただならぬときめきを感じ、二人は一瞬で恋に落ちた。

写真:パリのリュクサンブール公園とリュクサンブール宮殿

コゼットの事が頭から離れないマリウス。しかしコゼットがどこに住む誰なのかまったく知らない。そこへパリの町を熟知しているエポニーヌが、思いを寄せるマリウスの力になろうと手助けをする。

エポニーヌはその結果が自分にとってどれだけ辛い現実になることは分かっていた。ただ、困っているマリウスの力になりたい一心で、これ以上ない残酷で無情な協力を自ら買って出たのである。

再会を果たしたコゼットとマリウス。町の片隅で雨の中一人残されるエポニーヌ。張り裂けんばかりの苦しい胸の内をエポニーヌは切々と歌い上げるのだった・・・

On my own
Pretending he's beside me
All alone I walk with him
till morning Without him

私はひとり
彼のまぼろしを抱いて
ひとり朝まで彼と歩く
姿なき彼と

2012年版エポニーヌはサマンサ・バークス

2012年に公開されたミュージカル映画『レ・ミゼラブル』では、『オン・マイ・オウン On My Own』を歌うエポニーヌ役を、イギリスの女性歌手サマンサ・バークス(Samantha Barks/1990-)が演じた。

サマンサ・バークスは映画『レ・ミゼラブル』にキャスティングされる以前にも、クイーンズ・シアターでの舞台版で2010年から2011年にかけてエポニーヌ役を演じているほか、ロンドンのO2アリーナ(The O2 arena)で開催された25周年記念コンサートでも『オン・マイ・オウン On My Own』を披露している。

【YouTube】Les Miserables - On my own

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