マテリアル・ガール Material Girl 歌詞の意味・和訳

元ネタはマリリン・モンロー主演映画「紳士は金髪がお好き」

『Material Girl』(マテリアル・ガール)は、マドンナ(Madonna)が1984年11月にリリースした楽曲。2ndアルバム「ライク・ア・ヴァージン」からシングルカットされた。

ミュージック・ビデオ(MV)は、1953年にアメリカで公開されたマリリン・モンロー主演のミュージカル・コメディ映画「紳士は金髪がお好き(Gentlemen Prefer Blondes)」を代表する楽曲『ダイアモンドは女の親友 (Diamonds Are a Girl's Best Friend)』のオマージュとなっている。

MVだけでなく、『Material Girl』の歌詞に登場する女性の価値観・人生観についても、この『ダイアモンドは女の親友』から大きな影響を受けているように感じられる。

マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)

ジャケット写真:マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)

マリリン・モンロー主演「紳士は金髪がお好き」

写真:マリリン・モンロー主演「紳士は金髪がお好き」(出典:Wikipedia)

【YouTube】Madonna - Material Girl (Official Video)

歌詞の意味・和訳(意訳)

『Material Girl』

作詞・作曲:Peter Brown, Robert Rans

Some boys kiss me
Some boys hug me
I think they're ok
If they don't give me proper credit
I just walk away

私にキスする男の子もいれば
私にハグする男の子もいる
別にいいと思うけど
私を正しく評価できないのなら
お断りよ

They can beg and they can plead
But they can't see the light (that's right)
'Cause the boy with the cold hard cash
Is always Mister Right

お願いしてくる子もいるけど
分かってないわね(そうよ)
お金を持ってる男の子が
いつだって私の理想なのよ

'Cause we are living in a material world
And I am a material girl

You know that we are living
In a material world
And I am a material girl

だって私たちは
モノに囲まれて生きてる
私はモノが大好きな女の子なのよ

そうよ私たちは
モノがあふれた世界を生きてる
私はマテリアル・ガールなのよ

Some boys romance
Some boys slow dance
That's all right with me
If they can't raise my interest then I
Have to let them be

ロマンティックな男の子もいれば
スローダンスを踊る男の子もいる
別に何でもいいんだけど
つまらなかったら
放っておくだけ

Some boys try and some boys lie but
I don't let them play (no way)
Only boys who save their pennies
Make my rainy day

一生懸命な男の子もいれば
嘘つきな男の子もいるけど
ただ遊ばせてはおかないわ(ありえない)
お金をちゃんと貯めてる男の子だけが
いざというときに役立つのよ

'Cause we're living in a material world
And I am a material girl

You know that we are
Living in a material world
And I am a material girl

だって私たちは
モノに囲まれて生きてる
私はモノが大好きな女の子なのよ

そうよ私たちは
モノがあふれた世界を生きてる
私はマテリアル・ガールなのよ

Living in a material world
And I am a material girl

You know that we are
Living in a material world
And I am a material girl

Living in a material world (material)
Living in a material world
Living in a material world (material)
Living in a material world

モノに囲まれて生きてる
私はモノが大好きな女の子なのよ

そうよ私たちは
モノがあふれた世界を生きてる
私はマテリアル・ガールなのよ

モノがあふれた世界を生きてるの

Boys may come and boys may go
And that's all right you see
Experience has made me rich
And now they're after me

寄ってくる男の子もいれば
去っていく男の子もいる
別に構わないわ
経験は私を豊かにしてくれる
今じゃみんな私に夢中

'Cause everybody's
Living in a material world
And I am a material girl

You know that we are
Living in a material world
And I am a material girl

だってみんな
モノに囲まれて生きてる
私はモノが大好きな女の子なのよ

そうよ私たちは
モノがあふれた世界を生きてる
私はマテリアル・ガールなのよ

Living in a material world
And I am a material girl

You know that we are
Living in a material world
And I am a material girl

モノに囲まれて生きてる
私はモノが大好きな女の子なのよ

そうよ私たちは
モノがあふれた世界を生きてる
私はマテリアル・ガールなのよ

<以下、繰り返しのため省略>

元ネタ マリリン・モンロー主演映画

映画「紳士は金髪がお好き」の主人公は、ニューヨークで舞台に立つショー・ガールのローレライ(マリリン・モンロー)。ダイヤモンドや「お金持ち」に目がない金髪美人。

劇中曲『ダイアモンドは女の親友 (Diamonds Are a Girl's Best Friend)』では、「私は宝石をくれる生きた男が好きなの」と歌い出す。

【YouTube】元ネタ マリリン・モンロー『ダイアモンドは女の親友』

そして「キスは素晴らしいけれど、家賃や食費にならないわね。女が年をとれば男たちは見限るけれど、ダイアモンドはずっとそばにいてくれる。ダイアモンドは女の親友よ」などと高らかに歌い上げ、愛より富を欲することを宣言する。これこそまさにマテリアル・ガール。

紳士は金髪がお好き [DVD]

ジャケット写真:紳士は金髪がお好き [DVD]

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