ハッスル Hustle 歌詞と意味 ヴァン・マッコイ

ニューヨークのクラブで流行っていたダンスを題材とした大ヒット曲

『ハッスル(The Hustle)』は、1975年4月にヴァン・マッコイ(Van McCoy/1940-1979)がリリースしたディスコ音楽

同年夏のビルボードチャート(Billboard Hot 100)で数か月にわたって1位を独占し、累計売上は1000万枚を超える大ヒット曲となった。

翌年にグラミー賞「ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞(Best Pop Instrumental Performance)」を受賞している。

Best Of Van McCoy

ジャケット写真:The Hustle & The Best Of Van McCoy

日本で「ハッスル」という言葉は、野球のハッスルプレーなどのように、物事を「張りきって、精力的に」行う場合に用いられるが、この楽曲ではその意味合いはない。

当時のニューヨークでは、ナイトクラブ「アダムズ・アップル (Adam's Apple)」で優雅なダンス「ハッスル」が流行っていた。このダンスは「ラテン・ハッスル」とも呼ばれ、マンボ、サルサ、スウィングダンスと共通の要素を持っていた。

ヴァン・マッコイ『ハッスル』はこのダンスを題材とした楽曲であり、「ハッスル」とは、すなわちダンスの名前というわけだ。同曲のMVではそのダンスが収録されている。

歌詞で「Do the Hustle!」(ドゥー・ザ・ハッスル)とあるのは、「ハッスル(というダンス)を踊ろう」という意味になる。

ちなみに、同じようにダンスを題材とした楽曲には『ロコ・モーション』がある。これもダンスの名前で、歌詞では「Do the Loco-motion with me(ロコ・モーションを一緒に踊りましょう)」と歌われている。

【YouTube】 VAN McCOY - the hustle

歌詞の意味・和訳(意訳)

『The Hustle』

作詞・作曲:ヴァン・マッコイ(Van McCoy/1940-1979)

Do it!
Do it!
Do it!
Do the Hustle!
Do the Hustle!...

踊れ!
ハッスルを踊るんだ!

<以下、繰り返しのため省略>

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