積水ハウスの歌 CMソング 歌詞と解説

この街に この家に 心は帰る 家に帰れば 積水ハウス

『積水ハウスの歌』は、大阪に本社を置く住宅メーカー積水ハウス(株)のCMソング・企業テーマソング。作曲:小林亜星、作詞:羽柴秀彦。

1970年の放送開始以来、日本の数あるテレビCMソングの中でも抜群の認知度と人気を誇り、積水ハウスの企業イメージ向上に絶大な影響を及ぼしている。

積水ハウスの歌

日立の樹(この木なんの木)』や『パッ!とさいでりあ』など数多くのヒットCMソングを手がけてきた小林亜星による楽曲の力もさることながら、ナレーターの森本レオによる温かみのある優しいナレーションもCM好感度に大きく貢献していたことだろう。

作詞者の羽柴秀彦は日テレの放送作家。『積水ハウスの歌』が最初に放送されたのは日テレ系の番組ということで、羽柴氏に白羽の矢が立ったということか。

現在でも日本テレビ系の人気番組「金曜ロードショー(SHOW!)」や「世界一受けたい授業」などで『積水ハウスの歌』CMソングを聴くことができる。

【YouTube】『積水ハウスの歌』昭和バージョン

歌詞

『積水ハウスの歌』(50周年バージョン)

一日(ひとひ)を 終われば
待つ ひと 家
季節の 描く道 胸に 灯る 明かり
あの街に あの家に こころは 帰る
m m m m m m m 積水ハウス

明日へ 未来へ また ゆく 日々
いつでも いつまでも
人は 家を 想う
やすらぎと しあわせを
だれでも 願う
m m m m m m m 積水ハウス

春の日 夏の夜 花 月 雪
この星 この時の 秋も 冬も いまも
美しい いのちみな
あふれて 生きる
m m m m m m m 積水ハウス

この街に この家に こころは 帰る
家に帰れば 積水ハウス

2010年には創立50周年記念のリニューアルも

1960年に会社設立された積水ハウスの創立50周年となる2010年からは、コピーライター・作詞家の一倉 宏(いちくらひろし/1955-)により新たな歌詞がつけられ、ジャズピアニスト・ボーカリストの村上ゆきの歌唱による新バージョンが放送されている。

一倉 宏は、ファミリーマートのキャッチコピー(フレーズ)として有名な「あなたと、コンビに。」や、任天堂ファミコン用ゲームソフト「MOTHER マザー」の「エンディングまで、泣くんじゃない。」などを手がけた人物。

創立50周年以降の『積水ハウスの歌』歴代の歌手としては、村上ゆき、曽我部恵一(そかべ けいいち/1971-)、アルケミスト(こんや しょうたろう)、南佳孝孝(みなみ よしたか/1950-)など様々なアーティストが起用されている。

【YouTube】歌:アルケミスト『積水ハウスの歌』

英語バージョン『LOVE IN THE HOUSE』や、フランス語バージョン、合唱曲アレンジ、ジャズアレンジなど、形を変え世代を超えて愛され続けるCMソング『積水ハウスの歌』。

東京オリンピック開催の2020年には、『積水ハウスの歌』CM放送50周年となる。国民的CMソングとして、今後も様々な形で愛唱され続けていくことだろう。

この街に この家に こころは帰る
家に帰れば 積水ハウス

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