いつか王子様が 歌詞の意味・和訳

ディズニー初の長編アニメ映画「白雪姫」挿入歌

『いつか王子様が』(Someday My Prince Will Come/サムディ・マイ・プリンス・ウィル・カム)は、1937年にアメリカで公開されたディズニー長編アニメ映画「白雪姫(しらゆきひめ)」挿入歌。

映画「白雪姫」の原題は、「Snow White and the Seven Dwarfs(スノーホワイト・アンド・ザ・セブン・ドワーフス/白雪姫と7人の小人達)」。

白雪姫 [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー]

ジャケット写真:白雪姫 [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー]

ディズニーにとって第一作目となる長編アニメ映画であるとともに、世界初の本格的アニメーション映画でもある。1937年12月にアメリカで、1950年9月に日本で公開された。

ディズニーの威信をかけた初の長編アニメ映画ということで、4年の歳月と巨額の制作費が投入された。まだ短編アニメしかなかった当時の世論からは「ディズニーの道楽」と揶揄されたようだが、公開されるや否や、瞬く間に6000万ドルを超える大ヒットを記録。長編アニメ時代の華々しい幕開けとなった。

【YouTube】Someday My Prince Will Come

【YouTube】Disney Channel UK - Someday My Prince Will Come

歌詞の意味・和訳(意訳)

Someday my prince will come
Someday we'll meet again

いつの日か 私の王子様と
いつの日か また会える

And away to his castle we'll go
To be happy forever I know

そして彼のお城へ行って
いつまでも幸せに暮らすの

Someday when spring is here
We'll find our love anew

いつの日か 春が来る頃
私たちは愛を新たにするの

And the birds will sing
and wedding bells will ring
Someday when my dreams come true

そして鳥は歌い
ウェディングベルが鳴るの
いつの日か 私の夢は叶う

世界的なジャズ・スタンダードに

アメリカのジャズピアニストとして世界的に知られるデイヴ・ブルーベック(Dave Brubeck/1920-2012)が1957年に『いつか王子様が Some Day My Prince Will Come』を含むディズニー映画の名曲をジャズカバーすると、以後同曲はジャズ・スタンダードの名曲として、様々なアーティストによりカバーされるようになる。

モダン・ジャズピアニストのビル・エヴァンス(William John Evans/1929-1980)や、ジャズの帝王マイルス・デイヴィス(Miles Dewey Davis III/1926-1991)など、世界の名立たるジャズ・プレーヤー達が、好んで映画「白雪姫」の名曲『いつか王子様が』を自身のレパートリーに加えていった。

ポップスカバーも多数存在

ジャズのみならず、ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)、アナスタシア(Anastacia)、バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)、アシュレイ・ティスデイル(Ashley Tisdale)などの人気女優・女性歌手たちが同曲をポップアレンジでのカバーで楽曲に新たな息吹を吹き込んでいる。

また、アメリカ映画協会が2004年に発表した人気主題歌ランキング「アメリカ映画主題歌ベスト100」において、映画「白雪姫」挿入歌『いつか王子様が Some Day My Prince Will Come』は、ディズニーアニメ映画では2番目となる第19番目にランクインしている。

関連ページ

ディズニー名曲 歌詞の意味・和訳
ディズニー名曲の歌詞の意味・和訳・YouTube動画まとめ
キッズソング・マザーグース・子供向けの英語の歌
『ハンプティ・ダンプティ』、『ビンゴの歌』、『バスの歌』、『パフ』など、子供向けの英語の歌・キッズソング特集