ムーンライト・セレナーデ 歌詞の意味・和訳

英語の歌詞がつけられたグレン・ミラーによるジャズ・スタンダード

『Moonlight Serenade』(ムーンライト・セレナーデ)は、1939年にトロンボーン奏者のグレン・ミラーにより作曲されたジャズ・スタンダード

元々は、クラリネットを主体としたビッグバンド向けのスローナンバーで、後にミッチェル・パリッシュ(Mitchell Parish/1900-1993)により英語の歌詞がつけられた。

シカゴやカーリー・サイモンなどがカバーしたほか、小野リサによるボサノバのアレンジも知られている。

青白い月明かりとカップル

「セレナーデ(Serenade)」または「セレナード」とは、由来的には古代ヨーロッパにおいて、男性が恋する女性の家の前で、求愛の歌を捧げる情景を指す。

主に夕方から夜にかけて行われるので、日本語では「夜曲(やきょく)」、または「小夜曲(さよきょく、しょうやきょく)」と表記される。

18世紀以降のクラシック音楽における「セレナーデ」は、一般的に複楽章による大規模な合奏曲を指し、男性による求愛の歌というルーツとは切り離された楽曲がほとんど。

【YouTube】Glenn Miller - Moonlight Serenade

【YouTube】小野リサ版

歌詞の意味・和訳(意訳)

『Moon Light Serenade』

作詞:ミッチェル・パリッシュ

I stand at your gate
And the song that I sing is of moonlight

君の家の戸口で
君に捧げる月明かりの歌

I stand and I wait
For the touch of your hand
In the June night
The roses are sighing
A Moonlight Serenade

僕はここで待っている
君の手にふれる時を
6月の夜に
バラ達は歌っている
月明かりのセレナーデを

The stars are aglow
And tonight how their light
Sets me dreaming

星たちはやさしく輝き
今宵はその光が
僕を夢見心地にさせる

My love, do you know
That your eyes are
Like stars brightly beaming?

I bring you and I sing you
A Moonlight Serenade

僕の愛しい人 知っているかい
君の瞳は きらめく星のよう

君に届ける 君に捧げる
月明かりのセレナーデを

Let us stray 'till break of day
In love's valley of dreams
Just you and I, a summer sky
A heavenly breeze kissin' the trees

彷徨いましょう 夜が明けるまで
夢のような愛の谷で
君と僕だけ 夏の空の下
天国のようなそよ風が
木々に口づけしていく

So don't let me wait
Come to me tenderly
In the June night

だから僕を待たせないで
そっと僕のそばへおいで
6月の夜に

I stand at your gate
And I sing you a song
In the moonlight

A love song, my darling
A Moonlight Serenade

君の家の戸口で
君に捧げる月明かりの歌

愛の歌 僕の愛しい人
月明かりのセレナーデ

同じ作詞者の楽曲

スターダスト Stardust
ナット・キング・コールのカバーが有名なジャズ・スタンダード
そりすべり Sleigh Ride
クリスマスシーズンによく耳にするルロイ・アンダーソンの代表曲

関連ページ

ジャズ・スタンダード名曲集
『A列車で行こう』、『フライ・ミー・トゥーザ・ムーン』、『シング・シング・シング』など、日本でも有名なジャズ・スタンダード名曲解説とYouTube動画まとめ。
月のうた 月に関する民謡・童謡・音楽
歌詞に月が出てくる世界の歌・音楽まとめ