金子みすず作品・詩集に曲をつけた歌・音楽作品は? 試聴など [2011/3/26]
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わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集 |
大正時代の詩人・金子みすず(金子みすゞ)の作品には、これまで数多くの作曲家・音楽家によってメロディーがつけられ、童謡・歌曲・合唱曲として新たな命を吹き込まれている。
有名な作品としては、『ビリーヴ(ビリーブ)』などNHK番組サントラで有名な杉本竜一が「わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集」の詩に曲をつけた『私と小鳥と鈴と』がある。
『私と小鳥と鈴と』(2006年)は、同年のNHK「みんなのうた」で放送された。歌い手のテノール歌手・新垣勉のアルバム「日本を歌う」にも収録されている。
ピアニスト・作曲家の小原孝は、2006年、第17回奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて「こぶとり~おはなしのうたの一」に作曲し、中田喜直賞を受賞。これを機会に「おはなしのうた」連作5編にすべて作曲している。
金子みすゞと同じ山口県出身の歌手・作曲家ちひろは、金子みすゞの詩の50編近くに作曲し自ら歌っており、CDアルバム作品も数多く発表している。
数々のヒット歌謡の作曲家である浜圭介は、金子みすずの壮大な世界観をフルオーケストラで表現。指揮・佐渡裕、演奏・新日本フィルハーモニー交響楽団による「みすゞのうた―金子みすゞ meets 浜圭介」をリリースしている。
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