走る川 歌詞と解説 合唱曲

合唱曲/不屈の決意で走り続ける川 月のない夜も 凍れる冬も

『走る川』は、黒沢吉徳作曲、金沢智恵子作詞による合唱組曲「水の翼」の第2曲。

しぶきを上げて流れていく川の荒々しい流れが、スピード感あふれるメロディーに乗せてシリアスに描写される。中学校の合唱コンクール定番曲。

作曲者の黒沢吉徳(くろさわ よしのり/1945-)は、学生向けの合唱曲を多数作曲している。代表作は『消えた八月』、『空駆ける天馬』、『大空賛歌』など。

また、黒沢氏はNHK全国学校音楽コンクールの課題曲も手掛けており、第60回(1993年)『遠く吹く風』、第64回(1997年)『かぜと木』などがある。

【YouTube】合唱曲 『走る川』

歌詞

岩をかみ しぶきをあげ
魚を押し 風をさき
ふり返らず 水は 走る
もどれない命を
もどれない命を
いっしんに 走る 走る

こんなにも 急いで
こんなにも 急いで
水は一途に 下ってゆく
滝を落下し 落下し 落下し
すべり 削り すべり 削り
渦巻く 渦巻く 早瀬となる

月のない夜も 凍れる冬も
あらゆる阻みに 出会っても
出会っても 出会っても
不屈の 不屈の決意で 水は
走り 走りつづける
もどれない命を もどれない命を
不屈の不屈の不屈の決意で
走り 走りつづける

やがて 大地は広がる
光はふりそそぐ
花の色に香りに
染まって ゆったりと
あたたまってゆく
旅の終わりの予感を 予感を
たずさえて

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