旅立ちの日に 歌詞と解説 卒業ソング

君は飛び立つ 勇気を翼に込めて 未来を信じて

『旅立ちの日に(たびだちのひに)』は、埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって1991年に作られた卒業ソング・卒業式の歌

歌い出しの歌詞は「白い光の中に 山なみは萌えて」。作詞は当時の校長であった小嶋登。作曲は音楽教諭の坂本浩美。編曲は多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫。

小嶋登氏は2011年1月20日、急性心筋梗塞のため、この世を去った(享年80歳)。

「旅立ちの日に」の奇蹟

写真:「旅立ちの日に」の奇蹟 ~いくつもの”卒業”を経て、今響く歌声~

【YouTube】卒業ソング「旅立ちの日に」が最初に披露された映像

歌詞

白い光の中に 山なみは萌えて
遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限り無く青い空に 心ふるわせ
自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に 夢をたくして

懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もないいさかいに 泣いたあのとき
心かよったうれしさに 抱き合った日よ
みんなすぎたけれど 思いで強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
このひろい大空に 夢をたくして

いま、別れのとき
飛び立とう 未来信じて
弾む若い力信じて
このひろい このひろい 大空に

いま、別れのとき
飛び立とう 未来信じて
弾む若い力 信じて
このひろい このひろい 大空に

3年生を送る会の曲だった

当初、『旅立ちの日に』は、「3年生を送る会」で教職員たちから卒業生に向け、たった一度だけ歌われるサプライズ曲の予定だったという。

この「3年生を送る会」では、作詞の小嶋登校長自らがステージの中央で生徒たちに語りかけるように『旅立ちの日に』を披露している。

【YouTube】旅立ちの日に フルコーラス

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