ジョニーがいなくてがっかり
I'm a Doun for Lack O'Johnnie

スコットランド民謡/スコティッシュ・ファンタジー第3楽章のメロディ

『I'm a Doun for Lack O'Johnnie』は、スコットランドに古くから伝わる民謡。日本では「ジョニーがいなくてがっかり」と題されることも。

ドイツの作曲家マックス・ブルッフが1879年から1880年にかけて作曲した『スコットランド幻想曲(Scottish Fantasy)』の第3楽章のメロディーとして取り上げられ、世界的に有名になった。

その後、女性ヴァイオリニストのヴァネッサ・メイにより、『リトル・スコティッシュ・ファンタジー(A Little Scottish Fantasy)』としてリメイクされた。

日本では、テレビ朝日系列のスポーツ番組『GET SPORTS』のエンディングテーマ等で使用されたほか、元「Le Couple(ル・クプル)」の女性ヴォーカル藤田恵美により「Angel Voices Calling」としてカバーされている。

【YouTube】I'm a Doun for Lack O'Johnnie

歌詞の意味・日本語訳(意訳)

I'm o doun, doun, doun
I'm a doun for lack o'Johnnie
Gine Johnnie kent I was ne weel
I'm sure he would come to me
But o gin he's forsaken me
Och hone what will come o' me

悲しくて悲しくて
ジョニーがいなくて悲しくて
私が元気がないって知ったら
ジョニーはきっと来てくれる
もし彼に忘れられたら
私はどうなっちゃうのかしら?

I'm a' doun, doun, doun,
I'm doun for lack o' Johnnie;
I sit upon an auld feal sunk,
I spin and greet for Johnnie;
But gin he's gi'en me the begunk,
Och hone! What will come o' me!

悲しくて悲しくて
ジョニーがいなくて悲しくて
芝生に座って彼を思って泣くの
もし彼に捨てられたら
私はどうなっちゃうのかしら?

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