花のまち(花の街)歌詞と解説

美しい海を見たよ あふれていた 花の街よ

「七色の谷を越えて 流れて行く 風のリボン」が歌いだしの『花のまち』は、1947年に作曲された日本の歌謡曲。

戦後にラジオ番組で流され人気を博した。音楽教科書にも掲載される機会が多い。

作詞は『夏の思い出』で知られる江間章子(えま しょうこ)、作曲は、『ぞうさん』、『おつかいありさん』などを手掛けた團 伊玖磨(だん いくま)。

一番の歌詞の最後「歌いながら かけていったよ」は、誤って「春よ春よと かけていったよ」と歌われることがある。

同様に、三番の歌詞「泣いていたよ 街の角で」は、「泣いていたよ 街の窓で」のように原詩とは異なる歌詞で歌われる場合がある。

【YouTube】花の街

歌詞

七色の谷を越えて
流れて行く 風のリボン
輪になって 輪になって
かけて行ったよ
春よ春よと
かけて行ったよ

美しい海を見たよ
あふれていた 花の街よ
輪になって 輪になって
踊っていたよ
春よ春よと
踊っていたよ

すみれ色してた窓で
泣いていたよ 街の角で
輪になって 輪になって
春の夕暮れ
一人さびしく
泣いていたよ

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