愛燦燦 あいさんさん 歌詞と解説 美空ひばり

CMソングとして小椋佳が作曲した美空ひばりの代表曲

『愛燦燦』(あいさんさん)は、1986年5月に発売された美空ひばりの楽曲。発売当時売上は振るわなかったが、その後ロングヒットし、言わずと知れた美空ひばりの代表曲となっている。

同曲は、うま味調味料「味の素」CMソングとして、シンガーソングライターの小椋佳(おぐら けい)により作詞・作曲された作品。

「家族愛」をテーマとしたCMの映像では、農家の主婦が中心に描かれ、彼女に太陽の光が燦々と当たる様子を見て、小椋は「燦々(さんさん)」という言葉を着想したという。

一方、CMソングを歌った美空ひばりは、当時のCMでは歌手名が画面に表示されず、いわば覆面シンガー扱いだった。それでも声質などからすぐに認識され、後に歌手名がクレジット表示されるようになったようだ。

美空ひばりベスト

ジャケット写真:美空ひばりベスト 1964~1989 ダウンロード版(試聴あり)

【YouTube】愛燦燦(あいさんさん)

歌詞

雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを
恨んだりして
人は哀しい 哀しいものですね

それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね

風 散々(さんざん)と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を
失くしたりして
人はかよわい かよわいものですね

それでも未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね

愛 燦々(さんさん)と この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね

ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね

ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね

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