リヒテンシュタイン・ポルカ
Liechtensteiner Polka

演奏:ウィル・グラーエ(Will Glahé/1902-1989)

『リヒテンシュタイン・ポルカ Liechtensteiner Polka』は、ドイツのアコーディオン奏者・バンドリーダーのウィル・グラーエ(Will Glahé/1902-1989)演奏による1957年のヒット曲。

ウィル・グラーエは、1939年に『ビア樽ポルカ Beer Barrel Polka』のカバーが全米で大ヒットとなり、後に「ポルカの王様 Polka King」と称賛された。

上写真はドイツ・リヒテンシュタイン城。ドイツ国内に「リヒテンシュタイン」という地名は、バーデン=ヴュルテンベルク州とザクセン州の2か所に存在する。

リヒテンシュタイン城はドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州にあり、映画「ルパン三世カリオストロの城」のモデルの一つとして紹介されることがある。

なお、スイスとオーストリアに囲まれた国家・リヒテンシュタイン公国は、この『リヒテンシュタイン・ポルカ』とは直接の関連性はないものと思われる。

ちなみに、バーデン=ヴュルテンベルク州はシュヴァーベン地方を含んでいるが、ドイツ民謡『私は音楽家』の歌詞では、演奏家が「私はシュヴァーベンからやってきた」という台詞が存在する。

【YouTube】リヒテンシュタイン・ポルカ

【YouTube】Kaiserlich Bömischen - Lichtensteiner Polka

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