ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)

メキシコ歌曲/作曲:ナルシソ・セラデル・セビージャ

『ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)La golondrina』は、1862年にメキシコのナルシソ・セラデル・セビージャ(Narciso Serradell Sevilla/1843-1910)が作曲したメキシコ歌曲。

1861年のフランス・メキシコ戦争で捕虜となりフランスへ送られた作曲者。歌詞では、自らをツバメの姿と重ね合わせながら、遠く離れたメキシコへの望郷の思いが切々と歌い込まれている。

ツバメと虹の空

日本では、日本語の歌詞がつけられ歌謡曲として歌われたほか、NHK「みんなのうた」では1968年にメキシコ民謡『ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)』として初回放送された。

なお、日本語版の歌詞は原曲とは異なり、ツバメが飛来する姿を純粋に描く自然描写的な内容で、原曲のような悲哀や嘆きの要素は取り除かれた形となっている。

【YouTube】Los Caballeros - La Golondrina

歌詞の一例・日本語訳(意訳)

A donde irá
veloz y fatigada
la golondrina
que de aquí se va
por si en el viento
se hallara extraviada
buscando abrigo
y no lo encontrara.

急いでどこへ行く 疲れたツバメよ
風に乗って さ迷い行く
体を休める場所もないまま

Junto a mi lecho
le pondré su nido
en donde pueda
la estación pasar
también yo estoy
en la región perdido
O Cielo Santo!
y sin poder volar.

寝床の横に 君の巣を作ろう
寒い冬を 越せるように
僕もまた この地でさ迷う
おお聖なる神よ!
飛ぶこともできずに

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