One, Two, Buckle My Shoe

ワン・ツー・バコマイシュー♪ 偶数の数字で韻を踏む数え歌

『One, Two, Buckle My Shoe』(ワン・トゥー・バックル・マイ・シュー)は、イギリスやアメリカなどの英語圏で歌われる子供向けの数字の遊び歌マザーグース・ナーサリーライム

「Buckle(バックル)」とは、靴やベルトの留め金の事。ここでは動詞として使われている。「バックル・マイ・シュー」の部分は、実際の発音では「バコマイシュー」と聞こえるかもしれない。

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歌詞では、「One, Two,」(ワン・トゥー)のように数字を二つまとめて歌っていき、そのすぐ後で、偶数の数字「Two(トゥー)」と、音が同じ単語「Shoe(シュー)」で韻が踏まれている。

その後の歌詞でも、「four(フォー)」と「door(ドォー)」や、「six(スィックス/シックス)」と「sticks(スティックス)」のように、偶数の数字と末尾の単語の音で韻を踏んだ歌詞が最後まで続いていき、「twenty(トゥエンティ)」までカウントアップしていく。

【YouTube】One, Two, Buckle My Shoe

歌詞の一例 意味と和訳(意訳)

One, two, Buckle my shoe;
Three, four, Knock at the door;
Five, six, Pick up sticks;
Seven, eight, Lay them straight:
Nine, ten, A big fat hen;

1, 2, 靴をバックルで留めて
3, 4, ドアをノックして
5, 6, 棒を拾って
7, 8, まっすぐ並べて
9, 10, 大きく太っためんどり(ニワトリ)

Eleven, twelve, Dig and delve;
Thirteen, fourteen, Maids a-courting;
Fifteen, sixteen, Maids in the kitchen;
Seventeen, eighteen, Maids in waiting
Nineteen, twenty, My plate's empty.

11, 12, 掘り下げて
13, 14, メイドが数えてる
15, 16, メイドがキッチンで
17, 18, メイドが待っている
19, 20, お皿は空っぽだ

歌詞の補足

「Three, four, Knock at the door」の部分は、「Knock」が「Open」や「Shut」などに差し替えられるケースがよくある。

これ以外にも様々な歌詞で自由に歌われている。

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