Cry Me a River 歌詞の意味・和訳

ジュリー・ロンドンの歌唱で大ヒットしたスタンダード・ナンバー

『Cry Me a River』(クライ・ミー・ア・リヴァー)は、アーサー・ハミルトン(Arthur Hamilton/1926-)が1953年に発表したポピュラーソング。

1955年にジュリー・ロンドン(Julie London)の歌唱で大ヒットし、ジャズ、ブルースなど様々なジャンルでカバーされるスタンダード・ナンバーとなった。

元々は、1955年の映画「Pete Kelly's Blues」向けに作曲され、ゲストとして特別出演したエラ・フィッツジェラルドが歌う想定だったが、結局使われずに終わってしまっていた。

Julie London Collection 1955-62

ジャケット写真: Julie London Collection 1955-62

【YouTube】Cry me a river - Julie London

歌詞の意味・和訳(意訳)

『Cry Me a River』

作詞・作曲:アーサー・ハミルトン(Arthur Hamilton/1926-)

Now you say you're lonely
You cry the whole night through
Well, you can cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you

今更あなたは寂しいなんて言う
一晩中泣いてるって
じゃあ 私の前で泣けるわよね
涙で川になるまで
私はそれだけ泣いたのよ
あなたを思って

Now you say you're sorry
For being so untrue
Well, you can cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you

今更あなたは謝ってくる
本当に不誠実だったと
じゃあ 私の前で泣けるわよね
涙で川になるまで
私はそれだけ泣いたのよ
あなたを思って

You drove me, nearly drove me out of my head
While you never shed a tear
Remember, I remember all that you said
Told me love was too plebeian
Told me you were through with me

あなたのせいで
気が狂いそうだったのに
あなたは涙すら流さなかった
覚えてるわ 私覚えてる
あなたの言ったこと全部
私に言ったわよね
愛なんてくだらないって
私とは終わりだって

And now you say you love me
Well, just to prove you do
Come on and cry me a river
Cry me a river
I cried a river over you

今更あなたは愛してるなんて言う
じゃあ 証明してみせてよ
さあ 私の前で泣きなさいよ
涙で川になるまで
私はそれだけ泣いたのよ
あなたを思って

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