ロジェ・ワーグナー合唱団を結成した
ロジェ・ワーグナーの生い立ち

19世紀アメリカ民謡の父 フォスター特集

ロジェ・ワーグナーは、1914年1月14日にフランスのル・ピュイで生まれた。7歳の時にロジェ家と共にアメリカに渡る。

父親は教会のオルガニストとして活動しており、ロジェも少年聖歌隊で合唱活動に参加していた。

1932年、ロジェは声変わりを機会にフランスへ戻り、 有名なオルガニストであるマルセル・デュプレに師事。音楽の基礎の習得、宗教楽の研究を進めた。

ロジェ・ワーグナー合唱団結成

1937年にアメリカに帰ったロジェは、まもなくロサンゼルスのセント・ジョセフ教会の合唱指揮者となる。

1946年には、ロサンゼルス市が主催する青年合唱団の音楽監督に任命され、本格的な合唱指揮者の道を歩みはじめた。この青年合唱団の選抜メンバーが、後の「ロジェ・ワーグナー合唱団」である。

ロジェ・ワーグナー合唱団は、その後各国で積極的なステージ活動を続け、日本でも1965年の初来日以来、比較的頻繁にコンサートを開いている。 ロジェ・ワーグナーは、1992年9月17日に亡くなっているが、合唱団は彼の愛娘ジャニーヌが引継ぎ、世界中で活動を続けている。

フォスター歌曲といえばロジェ・ワーグナー合唱団

ロジェ・ワーグナー合唱団の代表的なレパートリーといえば、なんといっても「フォスター」が作曲した数々の名曲がその代表として挙げられる。ロジェ・ワーグナー合唱団のCDなどでもフォスターの曲を扱ったものが多く、代表的なレパートリーとしているだけに、その完成度も高いものばかり。

関連ページ

アメリカ民謡の父 スティーブン・フォスター
『おおスザンナ』、『懐かしきケンタッキーの我が家』、『金髪のジェニー』、『夢路より』など、19世紀アメリカで活躍した音楽家スティーブン・フォスター名曲集
アメリカ民謡・歌謡インデックス
『アメイジング・グレイス』、『森のくまさん』、『峠の我が家』、『オーラリー』など、日本でも有名なアメリカ民謡・歌曲特集。