ドードレブスカ・ポルカ
Doudlebska Polka

フォークダンス(チェコ)/2回拍手を繰り返すダブルクラップポルカ

『ドードレブスカ・ポルカ Doudlebska Polka』は、朗らかで陽気なメロディとリズムに乗せた楽しいチェコフォークダンス

日本では『山のポルカ』として小学校の音楽の授業でリコーダーやピアニカで演奏される。

英語名では「Double clap polka mixer」とも呼ばれ、「ドードレブスカ Doudlebska」が英語の「Double ダブル」に該当するチェコ語のようだ。

「Double clap(2回拍手)」と題されるだけあって、実際のフォークダンス『ドードレブスカ・ポルカ Doudlebska Polka』の中では2回拍手を繰り返す場面が存在する。

そのダンスの場面では、男性のみがシングルサークルを作って内側に向き合い、リズムに合わせて素早く拍手を2回し、すぐさま両腕を広げて両隣の人と手を打ち合う。

この拍手2回と両腕を広げる動作は連続して行われ、パンパンパン、パンパンパンと素早く手拍子を連続で繰り返していく。ある意味ダブルクラップというよりもトリプルクラップ的。その間、女性陣は男性のサークルの外周を軽やかにポルカステップでくるくると回る。

【YouTube】Doudlebska Polka その1

【YouTube】Doudlebska Polka その2

ラーラーラーと歌いながらステップ

『ドードレブスカ・ポルカ Doudlebska Polka』では、女性が男性の方に手を置き、男性が女性の腰に手を添えるセミオープンポジションでダブルサークルを形成しながら踊る場面があるが、この時にメロディに合わせて「ラーラーラーラララーラーラー♪」と歌いながら踊ることがある。

スイス民謡的な爽やかさと清々しさをもった『ドードレブスカ・ポルカ Doudlebska Polka』のメロディは、確かにフォークダンスのBGMに限定してしまうのはもったいない。世界の民謡のように歌って楽しめれるのであれば、単にフォークダンスを踊るだけよりも数倍楽しくなることだろう。

フォークダンスを実際に踊るほど興味がない方でも、この『ドードレブスカ・ポルカ Doudlebska Polka』は、ヨーロッパ系の清々しい世界の民謡の一曲として、気軽にメロディを口ずさんで楽しめる名曲であると言えるだろう。

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