フルートとハープのための協奏曲

モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart/1756–1791)

フルートとハープのための協奏曲 ハ長調』Kv.299は、モーツァルトがパリに滞在していた1778年頃に作曲された楽曲。

当時モーツァルトはフランス貴族の家で家庭教師をしており、その家族から依頼されて『フルートとハープのための協奏曲』を作曲したという。

娘の結婚式で演奏するために用意された曲で、フルート愛好家の父親が娘のハープと共演することが意図されていたようだ。

音色のかけ離れたフルートとハープが独奏される異例の二重協奏曲として知られ、第2楽章「アンダンティーノ」は単独でも演奏機会がある。

この第2楽章はモーツァルトの物語を描いた1984年の映画「アマデウス Amadeus」にも劇中曲として使われ、オリジナル・サウンドトラックにも収録されている

【YouTube】 フルートとハープのための協奏曲 第2楽章

【YouTube】Concerto for Flute, Harp, and Orchestra in C major, K 299

関連ページ

モーツァルトの有名な曲・代表曲
歌劇『魔笛』、『きらきら星変奏曲』、『交響曲第25番』など、モーツァルトの有名な曲・代表曲の解説とYouTube動画の視聴
フルートで演奏される有名な曲・名曲
フルートが指定された楽曲やフルートによる演奏機会があるクラシック音楽の有名な曲
有名なクラシック音楽の名曲・代表曲
バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、ショパン、チャイコフスキーなど、有名なクラシック音楽家による名曲・代表曲の解説とYouTube動画の視聴