弦楽四重奏曲第17番 へ長調
ハイドンのセレナーデ

ハイドン(Franz Joseph Haydn/ 1732-1809)

『弦楽四重奏曲第17番 へ長調』(Op.3-5)は、ハイドン作曲とされた弦楽四重奏曲。

第2楽章「アンダンテ・カンタービレ Andante cantabile」は、「ハイドンのセレナーデ Serenade」として長年親しまれてきた。

後の研究の結果、実際の作曲者は、オーストリアの修道士ローマン・ホフシュテッター(ホーフシュテッター)であることが明らかとなっている。

ロマン・ホフシュテッターとは?

ロマン・ホフシュテッター(Roman Hofstetter/1742-1815)は、オーストリアの修道士、アマチュア作曲家。ハイドンの信奉者であり、ハイドンの音楽様式に倣って自らも作曲を行なった。

『6つの弦楽四重奏曲』(作品3)は、長らくハイドンの作品と見なされていたが、第13番から第18番まですべてホフシュテッター作曲と判明した。

【YouTube】ハイドン弦楽四重奏曲第17番 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ Andante cantabile

【YouTube】フルート演奏版 ハイドン弦楽四重奏曲第17番 第2楽章

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