はないちもんめ 歌詞の意味・解釈

勝ってうれしい はないちもんめ 相談しよう そうしよう

案外、知らずに歌ってた童謡の謎
案外、知らずに歌ってた童謡の謎

『はないちもんめ』は、日本の古い童謡わらべうた

「もんめ(匁)」とは、貨幣として用いる銀の重量を表す単位で、一匁(いちもんめ)は約3.75グラム程度。

花を一匁だけ買う際に、値段をまけて悲しい売り手側と、安く買ってうれしい買い手側の様子が歌われているとされる。

一説には、貧乏な家の子供が口減らしの為に人買いに一匁(もんめ)で買われていく悲しい歌として解釈されることがある。

歌詞の一例

勝ってうれしい はないちもんめ
負けてくやしい はないちもんめ

となりのおばさんちょっと来ておくれ
鬼がいるから行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ
釜がないから行かれない
(お釜が底抜け行かれない)
布団かぶってちょっと来ておくれ
布団破れて行かれない

あの子がほしい
あの子じゃわからん
の子がほしい
この子じゃわからん
相談しよう そうしよう

関連ページ

わらべうた・遊び歌 歌詞の意味・解釈
「あんたがたどこさ」、「はないちもんめ」、「おちゃらかほい」、「ずいずいずっころばし」など、日本の古いわらべうたの歌詞の意味・解釈
日本の民謡・童謡・唱歌
『赤い靴』、『いぬのおまわりさん』、『サッちゃん』、『シャボン玉』など、有名な日本の民謡・童謡一覧