マンボ No. 5 /Mambo No. 5

ペレス・プラード(Dámaso Pérez Prado/1916-1989)

『マンボ No. 5(Mambo No. 5)』は、キューバの音楽家ペレス・プラードが1952年に作曲したマンボ・スタイルの楽曲。

ペレス・プラード(Dámaso Pérez Prado/1916-1989)は、キューバのバンドリーダー、指揮者、ピアニスト。

1940年代にキューバの首都ハバナで働いていた頃、当時流行していたルンバにジャズの要素を取り入れた新しいリズム「マンボ」を積極的に演奏していた。

ベスト・オブ・ペレス・プラード

ジャケット写真:ベスト・オブ・ペレス・プラード

【YouTube】MAMBO No 5 - PEREZ PRADO

掛け声の意味は?

『マンボNo.5』をはじめとするペレス・プラードの楽曲には、「アーッ、ウーッ!」という特徴的な掛け声が入るが、この掛け声には意味があるという。

ペレス・プラードが『ディロ!』という曲をレコーディングする際、伴奏者らに対して「ここで行け!」と言う意味で「ディロ!」と叫んだという。

この掛け声がペレス・プラードの定番となり、前置きとなる「アーッ」という部分も後に追加されたという。

ただ、どう聴いても「ディロ!」とは聞こえないと感じる人は少なくないだろう。筆者もその一人だ。

これについては、カラオケのエコーと同じで、音を響かせるエフェクターが原因で「ディロ!」が「ウーッ!」に聞こえてしまうとのこと。本当だろうか。

関連ページ

有名なマンボ
ペレス・プラード『マンボ No.5』や、昼のテレビ番組「ライオンのごきげんよう」オープニング曲『マンボのビート(リズム)』など、日本でも有名なマンボの解説と動画まとめ
有名なラテン音楽・歌謡
マンボ、タンゴ、ボサノバ、フォルクローレなど南米大陸系の有名なラテン音楽の解説とYouTube動画まとめ