コットン・アイ・ジョー Cotton-Eyed Joe

レッド・ネックスのカバーがヨーロッパで大ヒット!

『コットン・アイ・ジョー Cotton-Eyed Joe』は、アメリカやカナダで広まっている伝統的なカントリー・フォークソング(民謡)。ダンス曲としても知られる。

1994年にスウェーデンの音楽グループ「レッド・ネックス Rednex」によるユーロダンスカバー盤『Cotton Eye Joe』がヨーロッパで大ヒットした。

同曲のルーツ・起源については明らかになっていないが、少なくとも19世紀半ばのアメリカ南北戦争前にはさかのぼれるようだ。

【試聴】Rednex - Cotton Eye Joe (Official Music Video)

アメリカ南部・綿花プランテーションとの関係は?

アメリカの民謡研究家ドロシー・スカボロー(Dorothy Scarborough/1878–1935))は、1925年に出版された自身の著書「On the Trail of Negro Folk-songs」の中で、同曲についての記述を残している。

同署によれば、アメリカ南部州にある綿花(コットン)などのプランテーション(農園)で黒人が『コットン・アイ・ジョー Cotton-Eyed Joe』を歌っているのを聞いたとの記録が残っているという。

19世紀アメリカで活躍した音楽家スティーブン・フォスターは、綿花(コットン)のプランテーションで働く黒人たちの悲哀を描いた歌曲『オールド・ブラック・ジョー Old Black Joe』を残しており、この『コットン・アイ・ジョー Cotton-Eyed Joe』も綿花プランテーションと深い関係にあるのかもしれない。

スカボローの研究によれば、同曲は19世紀半ばのアメリカ南北戦争前に南部州を中心によく知られていた曲だったようだ。

【試聴】Cotton Eyed Joe - Bill Monroe

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