ヴァルボリ(ヴァルプルギスの夜)

スウェーデンの祭り・年中行事

毎年4月30日に行われるスウェーデンの祭り「ヴァルボリ Valborg」(ヴァルプルギスの夜)では、冬の間に出た枯れ木や枯葉を集めて大きなかがり火を焚き、春の訪れを祝う。

写真は、ストックホルム中心部のスカンセン野外博物館(Skansen)での「ヴァルボリ Valborg」の焚き火(photo by FIKADAGS)。スカンセン以外にも、ウプサラ(Uppsala)やルンド(Lund)などスウェーデン各地で焚き火が行われる。

【試聴】 ウプサラでの焚き火(2012年)

各地のヴァルボリでは、合唱団や市民コーラス隊などによるミニコンサートが開かれ、春の訪れを祝う祭りに相応しい歌が披露される。スウェーデン民謡『春のそよ風 Vårvindar friskaが歌われる機会もあるようだ。

この合唱の風習は、元々はウプサラやルンドのような伝統的な大学がある都市で確立したとされ、在校生・卒業生がそろって陽気に歌声を上げ、春の訪れを祝っている。

ちなみに、4月30日の「ヴァルボリ Valborg」当日は祝日だが、国家の休日ではない。ただ、学校などの教育機関は「自宅学習の日」で事実上のお休みとなり、大人も休暇を取ったり、午前中で仕事を切り上げたりして、家族でヴァルボリに参加する。

翌日の5月1日はメーデーで休日となるので、大人たちはみな夜遅くまでヴァルボリの祭りを楽しんでいるようだ。

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