いとしのエリー 歌詞 元ネタ・原曲・似てる曲

元ネタ・原曲・似てる曲 そっくりメロディ研究室

『いとしのエリー』は、サザンオールスターズが1979年3月にリリースした3作目のシングル。

1989年にはレイ・チャールズが英語の歌詞で『Ellie My Love』(エリー・マイ・ラブ)としてカバーしヒットした。

サザンオールスターズ アルバム「海のYeah!!」

ジャケット写真:サザンオールスターズ アルバム「海のYeah!!」

「エリー」が誰かについては、桑田の実姉・岩本えり子だとか、桑田が敬愛するエリック・クラプトンではないか、など諸説あったが、桑田本人がラジオ番組で「言葉の響きの良さから決めた」と説明している。

【YouTube】サザンオールスターズ『いとしのエリー』

歌詞

泣かした事もある 冷たくしてもなお
よりそう気持ちが あればいいのさ
俺にしてみりゃ これで最後のlady
エリー my love so sweet

二人がもしもさめて 目を見りゃつれなくて
人に言えず思い出だけがつのれば
言葉につまるようじゃ 恋は終わりね
エリー my love so sweet

笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
映ってもっと baby すてきに in your sight
誘い涙の日が落ちる
エリー my love so sweet
エリー my love so sweet

あなたがもしもどこかの遠くへ行きうせても
今までしてくれたことを 忘れずにいたいよ
もどかしさもあなたにゃ 程よくいいね
エリー my love so sweet

笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
映ってもっと baby すてきに in your sight
みぞれまじりの心なら
エリー my love so sweet
エリー my love so sweet

笑ってもっと baby むじゃきに on my mind
映ってもっと baby すてきに in your sight
泣かせ文句のその後じゃ
エリー my love so sweet
エリー my love so sweet
エリー my love エリー

マリーナ・ショウの楽曲が元ネタ?

『いとしのエリー』については、元ネタ・原曲・似てる曲として、ニューヨーク出身の女性歌手マリーナ・ショウ(Marlena Shaw/1942-)の楽曲『You Taught Me How to Speak in Love』(ユー・トート・ミー・ハウ・トゥ・スピーク・イン・ラヴ)の名前が挙がることがある。

マリーナ・ショウの名盤「Who Is This Bitch Anyway」

ジャケット写真:マリーナ・ショウの名盤「Who Is This Bitch Anyway」

【YouTube】Marlena Shaw "You Taught Me How to Speak in Love"

確かに、曲の前半や全体の曲調が似ているが、盗作・盗用・パクリと糾弾されるレベルではないように感じられるだろう。

YouTubeでは、同曲と『いとしのエリー』の関係について、次のような賛否両論のコメントが寄せられていた。感じ方は人それぞれ。参考までに引用してご紹介したい。

YouTube 否定的コメント

まずは、否定的なYouTubeコメントを次のとおり引用する。

サザンオールスターズの愛しのエリーはこれを模倣したのだな?

笑ってもっとベイベー♬

初めて聴いた・・・思った以上に桑田だった

流石にギタープレイはまね出来なかったねエリーさん。

泣かした事もある~♪ ってこれ、いとしのエリーじゃん! これはひどい・・・

まあ土台にしたんだなぁって感じだけど 新しい形に昇華してるな

これが許されて、印税がもらえるならやった勝ちだな 道義的に問題大ありだけどw

いとしのエリーは、これをパクったのか、、、教えてくれてありがとう。虚しくなった、、

マリーナショウ最高や。桑田最低や。

YouTube 肯定的コメント

次に、肯定的なYouTubeコメントを次のとおり引用する。

いとしのエリーと全く違う曲だと思います。

桑田のほうがよくてワロタ

サザンの方がいい曲だ。余り悪質だとは感じないが。

各楽器の奏法は似てるけどそれだけでは普通は盗作にはならない。 出だし以外は愛しのエリーと構成が完全に違う始末w

作曲される方々は感受性が豊かな方だからこそ色んな影響を受け色んな曲を生み出すんだと思います。 これは盗作ではなく、たまたま同じ感性でチャネルが合った瞬間があっただけでしょうね。

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