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氷も溶かすロマンティックなプロポーズ 井上怜奈・ボルドウィン ペア

 2008年のフィギュアスケートと言えば、浅田真央の快進撃もさることながら、井上怜奈(いのうえ れな) ジョン・ボルドウィン(John Baldwin,)プロポーズが大きな話題を呼んだ。

 舞台は、アメリカ合衆国ミネソタ州東部のセントポールで開催された全米フィギュアスケート選手権

 井上は、自身のがんや大けがの後遺症と闘いながら、ボルドウィンと共にここまで努力を重ねてきた。

 2007年の世界選手権では引退を表明したものの、この2008年大会で現役続行を果たしていた。

演技終了後の突然のプロポーズ

 ドラマは演技終了後に待っていた。観客の拍手に応え、息を切らしながらお辞儀をする二人。突然、ボルドウィンが右足でひざまずき、両手で彼女を引き寄せた。

 しっかりと彼女の両手をつかんだまま、何かささやくボルドウィン。突然のサプライズに、すぐには状況を把握できない井上。

「最初はショックで、何が起きているのか分からなかった。」

 公式サイトでこう語る井上。とは言え、ボルドウィンの取ったポーズは、欧米では古典的なプロポーズの体勢。井上が茫然とボルドウィンを見つめている間、既に観客からは大きな祝福の歓声が上がっていた。

「残りの人生を君と一緒に過ごしたい。結婚してくれますか?」

 ボルドウィンの言葉がプロポーズのそれと分かると、井上は恥じらいと喜びの入り混じった表情を浮かべた。肩を寄せた彼女は、そっと「YES」とつぶやいた。観客の祝福と歓声の中、二人は抱擁と熱いキスを交わした。彼女の目から涙がこぼれた。

"Obviously she said YES!!"(明らかにイエスでしたね)

 場内アナウンスが流した粋なコメントに、ボルドウィンが力強く大きくうなずき、彼女の左手に小さくキスをした。あふれる涙をぬぐう井上。会場全体が温かく優しい空気に包まれた。

プロポーズを思い立ったのは当日の朝?

指輪 後日談によれば、ボルドウィンがプロポーズを思い立ったのは当日の朝だったという(参照:AFLAC アフラック がん保険 公式サイト)。

「今日の演技は絶対にうまくいく」

 そんな根拠のない自信が彼にはあったようだ。そしてその演技の後で、彼女にプロポーズする計画を誰にも言わず胸に秘めていたのだ。当然、指輪を用意する時間はなかった。

 全米選手権が終了してから、ボルドウィンが最初に行ったのは、結婚指輪を買うための宝石店だったのかも知れない。

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相手の気持ちを離さない愛のルール

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【内容紹介】

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