すずらん(ランディシュ)ЛАНДЫШИ

ロシア歌謡曲/ダークダックスの日本語カバーで有名に

『すずらん(ランディシュ)ЛАНДЫШИ』は、1959年に発表されたロシアの歌謡曲。日本では、男性コーラスグループのダークダックスが日本語を歌詞で昭和30年代にカバーしている。

歌詞の内容は、恋人が贈ってくれたスズランの花について女性の立場から歌うラブソング。バラやチューリップと比べれば地味だけど、上品で素敵な香りが漂うスズランを喜び、毎年変わらず恋人が贈ってくれることを願う女性の恋心が描かれている。

これに対し、ダークダックスによる日本語版『すずらん』では、夏の森にさくスズランの花の香りと、それを胸に抱く可愛い娘について、男性の立場から歌い称える内容の歌詞となっている。

谷間の姫百合 スズラン

サビで繰り返されるロシア語「ランディシュ(ランディシィ)」とはスズランの花を意味している。観賞用に栽培されているスズランの多くは、ヨーロッパ原産のドイツスズランだそうだ。日本の野生種よりも香りが強く大型なのが特徴。

フランスでは、花嫁にスズランを贈る風習があるほか、メーデーにスズランの花を贈り合う。フィンランドの国花としても知られる。英語ではスズランを「Lily of the valley」と呼び、日本ではこれを「谷間の姫百合(たにまのひめゆり)」と表現している。

【試聴】ロシア歌謡曲『すずらん』

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