「海は広いな大きいな」の歌い出しで知られる童謡『海(うみ)』は、林柳波作詞・井上武士作曲の文部省唱歌。
海をテーマにした唱歌といえば、同じく文部省唱歌の『われは海の子』、「松原遠く消ゆるところ」の歌い出しで親しまれている同タイトルの『海』などが思い出される。
クラシックでも、ショパンの『12の練習曲Op25より第24番「大洋」』や、ルービンシュタインの『交響曲第2番「大洋」』など、海は数多くの音楽作品のテーマとして取り上げられている。
海といえば、潮干狩り。ゴールデンウィークの前後の時期には、全国各地の海岸で潮干狩りを楽しむ家族連れの姿が見られる。
潮干狩りは、7月頃の海開きに先駆けて気軽に自然を満喫できる人気のイベントで、関東では牛込海岸、木更津海岸、富津海岸など、休日には「潮干狩り渋滞」が起きるほどの賑わいを見せる。通常量に応じて料金を徴収される漁場が多いが、横浜の海の公園では無料でアサリなどを収穫することができる。
潮干狩りで撮ったアサリは、味噌汁、酒蒸し、スパゲティ、リゾット、チャウダー、深川めしなど、家に帰った後でも様々なレシピで美味しく味わえる。「獲って楽しい」、「食べて美味しい」と二度楽しめる潮干狩りは、自然の恵みを満喫する夏の風物詩として、これからも大事にしていきたい年中行事の一つである。