前奏曲(プレリュード) 第7番 イ長調
The Preludes Op. 28 No.7 in A-major
フレデリック・ショパン(Frédéric François Chopin/1810-1849)

J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集に敬意を表した小品集の第7番

ポーランドの首都ワルシャワのワジェンキ公園(出典:Wikipedia)

 『前奏曲(プレリュード) 第7番 イ長調』は、ポーランドの作曲家フレデリック・ショパンによるピアノ作品『24の前奏曲 作品28』の第7曲。

 アンダンティーノ、4分の3拍子。歌謡風の主題が印象的で、単独でもよく知られた小品。第15曲『前奏曲 雨だれ』も有名。

 『24の前奏曲 作品28』は、24曲の前奏曲から成る曲集と独立曲2曲の計26曲。ここでいう前奏曲(プレリュード)とは、何かの前奏ではなく前奏曲風の作品を意味する。

 1839年1月にマジョルカ島で完成した。出版は1839年の9月。フランス版はカミーユ・プレイエルに、ドイツ版はヨゼフ・クリストフ・ケスラーに献呈された。

ハ長調、イ短調、ト長調、ホ短調・・・24曲がすべて異なる調性

 24曲がすべて異なる調性で書かれているが、これはJ.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集に敬意を表したものといわれる。

 曲の配列はバッハとは異なっており、ハ長調-イ短調-ト長調-ホ短調-・・・と平行短調を間に挟みながら5度ずつ上がっていく。ラフマニノフ、スクリャービン、ショスタコーヴィチも後に同様な前奏曲集を作曲している。

大田胃散のテレビCMでもおなじみ ~胃腸薬のCMはイ長調~

 『前奏曲 第7番 イ長調』は、胃腸薬「太田胃散」のテレビCMで長年使用されている。「イ長調」と「胃腸」で「イチョウ」つながりというわけだ。

 (株)太田胃散は、東京都文京区にある老舗の医薬品メーカー。1879年6月8日、東京都日本橋で太田信義(初代)が「雪湖堂」として創業し、当時から胃腸薬「太田胃散」を発売していた。

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ショパン・アルバム 演奏:ホロヴィッツ(ウラディミール)

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