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| かわいそうなぞう |
最近のパンダ関連のニュースを見ていて、『かわいそうなぞう(ぞうのはな子)』というノンフィクション童話を思い出した。
話の舞台は、東京の上野動物園。当時は戦時中で、空襲でオリが壊れて猛獣が逃げ出すことをおそれ、ライオンや熊などを次々と殺処分していた。
最後に残ったのは、ゾウのはな子。毒の入ったエサを与えるが、すぐに吐き出してしまい、その後はまったくエサを食べなくなってしまう。
毒を注射しようにも針が折れて注射が出来ない。しかたなく、エサや水を与えるのをやめ、餓死するのを待つことにする。
はな子はエサをもらうために、飼育員の前で必死に芸をするが、とうとうはな子は力尽きてしまう・・・。
奇しくも2008年の上野動物園では、パンダのリンリンが死んだ。中国の胡錦濤(こきんとう)国家主席の来日に合わせ、まるでスケジュール通りに体調を崩し、抜群のタイミングで来日直前に死んだ。
「寿命」の一言で何かが揉み消されていたとしたら、パンダがあまりに可哀想だ。
<参考> かわいそうなぞう
【コメント】 「夢をかなえるゾウ」って本が異例の100万部突破だそうだ。
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小学館 |
筑摩書房 |