おふくろさん騒動と大きな古時計の関係とは?

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おふくろさん騒動と大きな古時計の関係とは? [2008/04/09]

森進一ベスト~人生ひたすら~

 2007年にマスコミを賑わせた「おふくろさん」騒動。作詞者の川内康範に無断で、歌手の森進一が勝手に歌詞を追加したとして、川内氏の怒りをかったという音楽界の悲劇だ。

 実は、その追加された歌詞を作詞したのは、アメリカ歌曲「大きな古時計」の訳詞者としてしられる保富康午(ほとみ こうご)だった。

保富康午がセリフ追加を提案?!

 勝手に追加されたセリフとは、イントロ前の「いーつーも心配かけてばかり…」という小節。この部分は、当時森のコンサートをすべて仕切っていた保富康午が補詞を付けることを提案したものだった。

 保富氏の提案を受け、当時森が所属していた渡辺プロダクションの賛成の元、原作曲者の猪俣が曲をつけたものであった。だが、これは作詞者の川内にはまったく伝えられていなかった。

火に油を注いだ森進一だけが矢面に

 本来であれば、川内康範の怒りは、作詞者の保富康午、作曲者の猪俣公章、および渡辺プロダクションに向けられるべきものだった。しかし、大物歌手としてのプライドからか、「あの歌は“森進一のおふくろさん”」、「(事務所が主導していたのに自分が)謝る理由がわからない」など、火に油を注ぐ発言を繰り返した歌手の森進一だけが矢面に立たされた。

 この点については、保富や猪俣がすでに故人であることや、巨大プロダクションである渡辺プロダクションへの批判を行いにくい、さらには誰が本当の犯人かわからない状態で森批判を始めてしまったため、いまさら引くに引けなくなってしまったことなど、複雑な事情が絡んでこじれて騒動に発展してしまったようだ。

 この騒動を受け、森進一は「おふくろさん」を封印した。今は、もう、歌えない・・・おふくろさん・・・

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