年末によく流れる有名なクラシックといえば、ベートーヴェンの交響曲第9番が思い浮かぶ。
いわゆる『第九(だいく)』と呼ばれるこの交響曲は、戦後まもない1940年代後半頃から頻繁に年末に演奏されるようになったという。
年末に演奏が集中する理由の一つとしては、楽団員の「もち代稼ぎ」の狙いがあったようだ。
第九は合唱団も加わって大人数の構成で演奏される。その構成員の家族・友人らがそのコンサートを見に来れば、それだけで客数をある程度確保できるというわけだ。
もともとは、大晦日に演奏されるのはドイツの習慣に習ったもののようだが、前後の厳しい経済事情もあって、日本の年末には合唱付きの交響曲が定着したのだろう。
【関連ページ】 ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調 第4楽章 『歓喜の歌』
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