グァンタナメラ Guantanamera

「グァンタナモの娘」を意味する世界的に有名なキューバ音楽

『グァンタナメラ Guantanamera』は、世界的に有名なキューバ音楽。1929年初演。

タイトルの「Guantanamera」は、「グァンタナモの娘」を意味する。「グアンタナモ Guantánamo」はキューバ南東部の都市。米軍基地がおかれている。写真はグアンタナモの街並み。

アレホ・カルペンティエルの著書『キューバの音楽』によると、「グァンタナメラ」のルーツは作者不詳の8音節4行詩の農民歌謡(民謡)で、ホセイート・フェルナンデスの歌声により1920年代に広まったとされている。

ホセイート・フェルナンデス(Joseíto Fernández/1908-1979)またはホセ・フェルナンデス・ディアス(José Fernández Diaz)は、20世紀のキューバ音楽を代表するシンガーソングライター。

ホセ・マルティの詩集が歌詞に

歌詞については、キューバの文学者・革命家ホセ・マルティ(José Julián Martí Pérez/1853-1895)の詩集「Versos sencillos 簡潔な詩(素朴な詩)」に基づくヴァージョンが世界的に有名。

このホセ・マルティ詩集を1950年代に歌詞として転用したのは、キューバの音楽グループ「オリヘネス」のメンバー、フリアン・オルボン(Julián Orbón/1925-1991)。

アメリカのフォーク歌手ピート・シーガーのレパートリーに

エッセンシャル・ピート・シーガー

オルボンの弟子エクトル・アングロは、1960年代のアメリカ留学中、アメリカのフォーク歌手ピート・シーガー(Pete Seeger)と知り合いになった。

ピート・シーガーはアングロを通じ、「ホセ・マルティ詩集」版の歌詞で歌う『グァンタナメラ』をレパートリーに加えた。

このピート・シーガーによる歌唱により、「ホセ・マルティ」版の『グァンタナメラ』は世界的に知られることとなった。

ナナ・ムスクーリ盤

ジョン・バエズ盤

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