ヤヌスの鏡 大映テレビ・大映ドラマ主題歌特集

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『ヤヌスの鏡』 ~ヤヌスにもう一つの心を覗かれてしまった少女の壮大なロマン~

大映テレビ ドラマシリーズ ヤヌスの鏡 前編

 『ヤヌスの鏡』は、1985年12月4日から1986年4月16日にかけてフジテレビ系列で放映された大映テレビ製作のテレビドラマ。

 二重人格の女子高生が、過去のトラウマをきっかけに乱暴な別人格に豹変し大暴れするサスペンス調の学園ドラマ。

 原作は、『週刊セブンティーン』で1981年から1982年にかけて連載された漫画作品『ヤヌスの鏡』(作:宮脇明子)。

 宮脇明子の他のマンガ作品『名探偵保健室のオバさん』も、1997年にテレビ朝日系列でテレビドラマ化されている(主演:松雪泰子)。

 『ヤヌスの鏡』の放送開始日は通常の番組改変期でない12月だが、これは堀ちえみ主演の前番組『スタア誕生』が予想外の大反響で、急遽放送回数を2回増やし28回放送となったことが理由の一つ。

ドラマを特徴付ける来宮良子のナレーション

 冒頭のナレーションを務めるのは、『花嫁衣裳は誰が着る』、『演歌の花道』、『スケバン刑事』のナレーションで知られる来宮良子(きのみや りょうこ)。実際のナレーションはこうだ。

 「古代ローマの神ヤヌスは、物事の内と外を同時に見る事ができたという。この物語は、ヤヌスにもう一つの心を覗かれてしまった少女の、壮大なロマンである……。もしあなたに、もう一つ顔があったら……」(『ヤヌスの鏡』冒頭のナレーション)

神ヤヌス ちなみに、セリフ中の「古代ローマの神ヤヌス」とは、前後2つの顔を持つローマ神話上の神で、 門と扉、始まりと終わりを司る。一年の終わりと始まりの境界に位置し、暦の1月を司る神である。英語で1月を「January」というが、これは神ヤヌス(Janus)が語源となっている(左写真:神ヤヌス/出典:Wikipedia)。

 主人公の「小沢裕美」役を演じるのは、この作品がデビュー作となったアイドル女優の杉浦幸(すぎうら みゆき/1969-)。小沢裕美は、2重人格の女の子。平時はまじめな普通の優等高校生なのだが、ガラスの割れる音、お香の匂い、ぶたれる音などがきっかけで、全くの別人格に豹変し、暴走族などを相手に合気術を使って大暴れする。

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主題歌は椎名恵『今夜はAngel』

 「私は翼を広げどこへでも飛ぶよ」の歌い出しで知られる主題歌今夜はAngel』を歌うのは、『花嫁衣裳は誰が着る』の主題歌『愛は眠らない』を歌った椎名恵(しいなめぐみ)。

 原曲は、ファイヤー・インク(Fire Inc.)の『Tonight Is What It Means to Be Young(今夜は青春)』。映画『ストリート・オブ・ファイヤー』で架空のロックバンド「アタッカーズ」として登場するが、実際に歌っているのは「ファイヤー・インク(Fire Inc.)」。

【試聴】 ファイヤー・インク 『今夜は青春』

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