祝典序曲 (ショスタコーヴィチ)

吹奏楽アレンジで世界的に有名な明るい序曲

『祝典序曲』(作品96)は、ソビエト連邦の作曲家ショスタコーヴィチ(Dmitri Shostakovich/1906–1975)作曲による序曲。

冒頭のトランペットによるファンファーレの明るい幕開けが印象的で、演奏会やコンサートの一曲目として向いているほか、終盤にかけての盛り上がりとクライマックス感はトリの曲としても相応しいように思われる。

【試聴】ショスタコーヴィチ 《祝典序曲》

吹奏楽曲にアレンジされた『祝典序曲』も人気が高く、1958年にはショスタコーヴィチ自身が吹奏楽版を手掛けているほか、イーストマン・ウインド・アンサンブルの指揮者ドナルド・ハンスバーガー(Donald Hunsberger)が1965年に発表した吹奏楽版が世界的に有名。

『祝典序曲』はロシア革命37周年記念演奏会のために作曲され、1954年11月6日に初演された。作曲された年については諸説ある。

一例を挙げると、1947年の革命30周年記念向けに書かれたが、大戦後の混乱のためお蔵入りとなり、1954年に数日間で手直しされ初演されたとする説明があるようだ。

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