ラ・ヴァルス
La Valse
モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel/1875-1937)

ウィーンのワルツ王ヨハン・シュトラウス2世へのオマージュ的作品

ラヴェル:作品集
ラヴェル:作品集

『ラ・ヴァルス La Valse』は、モーリス・ラヴェル(ラベル)による管弦楽曲。1920年12月にパリで初演された。

タイトルの「ラ・ヴァルス」とは、フランス語でワルツを意味する。ウィーンのワルツ王ヨハン・シュトラウス2世へのオマージュとして、19世紀のオーストリア宮廷を舞台としたウィンナワルツ風の舞踏詩となっている。

ラヴェルが描くワルツの情景とは?

ラヴェルは初版に、次のような標題を寄せている。

渦巻く雲の中から、ワルツを踊る男女がかすかに浮かび上がって来よう。雲が次第に晴れ上がる。

すると、A部において、渦巻く群集で埋め尽くされたダンス会場が現れ、その光景が少しずつ描かれていく。B部のフォルティッシモでシャンデリアの光がさんざめく。1855年ごろのオーストリア宮廷が舞台である。

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