パガニーニの主題による狂詩曲

ラフマニノフ (Sergei Rachmaninoff/1873-1943)

ラフマニノフ:作品集

『パガニーニの主題による狂詩曲(Rhapsody on a Theme of Paganini, Op. 43)』は、ラフマニノフ作曲の25部から成る変奏曲形式の狂詩曲(ラプソディー)。

ニコロ・パガニーニのヴァイオリン曲『24の奇想曲(Caprice No. 24 in A minor)』から第24番「主題と変奏」の「主題」が用いられている。

パガニーニの演奏・楽曲はリストやシューマンなど当時の作曲家に多大な影響を与え、リスト『ラ・カンパネラ』などのように、ラフマニノフに限らず様々な作曲家がその主題によるパラフレーズや変奏曲を書いている。

第18変奏 Andante cantabile アンダンテ・カンタービレ

主題と24の変奏から成るこの曲で特に有名なのが、第18変奏Andante cantabile(アンダンテ・カンタービレ/歩く速さで歌うように) 変ニ長調だ。

パガニーニの主題の反行形(上下を反対にした形=【ソミファソド】)を、最初はピアノが独奏で演奏し、オーケストラが受け継いで演奏する。この部分だけ演奏されることも多く、テレビCMなどでも使用された。

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲

パガニーニの主題を使った新旧の2大難曲と、ショスタコーヴィチのユニークな協奏曲との組み合わせ。20歳頃の録音だが、ヤブロンスキーの驚異的なテクニックと、優れた音楽センスが楽しめる1枚。

セルゲイ・ラフマニノフ特集

【試聴】パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏:Andante cantabile

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