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| J.シュトラウス2世「こうもり」 |
『こうもり序曲』は、1874年に初演された全三幕のオペレッタ(喜歌劇)「こうもり」で用いられる序曲。作曲はヨハン・シュトラウス2世。
数あるウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品で、「オペレッタの王様」とも称される。
大晦日の晩の出来事がオペレッタの題材となっている事から、ウィーンをはじめドイツ語圏の国々の歌劇場では大晦日恒例の出し物となっている。
特に普段オペレッタを上演しないウィーン国立歌劇場では、オールスター・キャストによる豪華な舞台が楽しめる貴重な機会として、世界中から多くの音楽ファンを集めている。
タイトルの「こうもり」とは、オペレッタに登場するフォルケ博士に付けられた不名誉なあだ名のこと。ある仮面舞踏会にこうもりの仮装で出かけたフォルケ博士は、さんざん飲んで酔いつぶれ、帰り道の広場で寝込んでしまった。
翌日明るくなって、こうもりの仮装のまま寝込んでいるフォルケ博士の周りにはたくさんの人だかり。近所の子供達がつけたあだ名が「こうもり博士」というわけだ。
実は友人のアイゼンシュタインも一緒に居たはずなのだが、フォルケ博士を置いて帰ってしまったのだ。恥をかいた上に変なあだ名まで付けられてしまったフォルケ博士は、アイゼンシュタインにいつか仕返ししてやろうと密かに企んでいた。そして、ある大晦日の夜、その時がやってきたのだった・・・。
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