種まく人

ジャン=フランソワ・ミレー
Jean-François Millet/1814-1875

岩波書店のシンボルマークとしても有名なミレー「種まく人」

ミレー「種まく人」(出典:Wikipedia)

種まく人」は、19世紀フランスの画家ミレーによる1850年の作品。

ほぼ同じ構図の2つの作品が存在する。岩波書店のシンボルマークとして有名。

2枚の『種まく人』のうち、1枚はボストン美術館、もう1枚は山梨県立美術館に所蔵されている。

2つの絵は細部まで酷似しているが、ボストン美術館の絵の方が人物の輪郭線がはっきりしている。

これに対し、山梨の絵は絵具が厚塗りで筆使いが荒々しく、背景の黄色が目立つのが特色。いずれの作品も優劣はつけがたい名作。

ちなみに、1850年のサロンに出品されたのがどちらの『種まく人』か議論があるが、X線調査や各種資料によれば、山梨作品がサロン出展作であると推測されているようだ。

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